生産 インタビュー1

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PET生産部 北関東ラボ所属

入社からのキャリア
2014年4月入社
PET生産部 東京ラボ配属9ヶ月
PET生産部 北関東ラボ勤務

現在、担当しているのはどのような仕事ですか?

製造全体の流れを理解し、丁寧かつ迅速に仕事をする

私の所属する北関東ラボ製造グループでは、PET検査に用いられる「FDGスキャン注」の製造を行っています。
私たちの製造する放射性医薬品は有効期限が短いため、出荷までの製造、品質管理、それぞれの時間管理をしっかりしなければなりません。製造時のトラブルは出荷の遅れに直結し、患者さんをはじめ、FDGに関わる多くの人に迷惑がかかってしまいます。そのため、製造時にミスが起きないよう、丁寧かつ迅速に作業することを心がけています。
また、FDGの合成に関する装置を担当しているため、製造に影響が出ないよう、日々、製造のチェックや保守作業を行っています。

この仕事で「一番うれしかったこと」「この仕事に就いて良かった」と思ったことはどんなことですか?

新設ラボの記念すべき初出荷をやり遂げたこと

北関東ラボの立ち上げのため、入社9か月で東京ラボから北関東ラボへ転勤になり、品質グループの担当になりました。
ところが、操業開始の直前に担当変更があり、製造グループの作業を覚える必要が生じました。以前、東京ラボでも製造に携わった時期があったとはいえ、新設のラボでの作業はいちから覚えることも多く、初出荷に間に合うか分からず、とにかく必死でした。
短い準備期間で、なんとか初出荷までに独り立ちすることができたのは、先輩方の協力のおかげです。出荷当日は、製造業務の中でも特に重要な作業を任されましたが、無事にやり遂げることができ、感無量でした。

先輩、上司、後輩について教えてください

上司・先輩から学んだことを後輩へ、教え方には工夫を

上司や先輩は、気さくで親しみやすい方ばかりです。複数のラボ、工場を経験された知識豊富な先輩方が、困ったときはすぐにフォローしてくださるので、とても心強いです。

現在は後輩ができ、指導する立場にもなりました。指導する際に気をつけていることは、手本を見せて説明すること、実際に作業をしてもらうことです。一人でやってみて初めてわかることもあるため、作業をしながら理解してもらうことで、早く覚えてもらえるようにしています。また、自分が教わってきた内容で、難しいと感じた点はマニュアルを作成し、わかりやすくなる工夫をしています。
さらに、この仕事は放射線を取り扱うため、被ばくを減らすための注意点をしっかり伝えるようにしています。

製造部門は夜勤のあるシフト制ですが、平日の休みはどのように過ごしていますか?

観光で行った高崎の名所の白衣観音です。
近くで見ると迫力があります。

平日のオフには観光を満喫

良かったと感じる点は、平日に休みがあることです。平日の観光地や交通状況は比較的混雑が少ないため、観光が趣味の私にとってはうれしい点です。
また、ラボでは夏季休暇を交替でとるため、時期によっては帰省シーズンを回避でき、夏季休暇を利用して観光を楽しむこともあります。

通勤は車ですが、夜勤の際は会社までの道が空いていますし、昼間に自由な時間があるため、役所や銀行に行きやすいです。

ラボは少人数で、休むと他の作業者へ負担がかかるため、健康管理には特に気を使いますが、自己管理さえしっかりすれば、充実したオフを過ごすことができる職場です。

日本メジフィジックスを選んだ理由はどのようなことでしたか?

現代医療において魅力あるPETで唯一製造とデリバリーを行う会社※

大学では薬剤師になる勉強をしていましたが、核医学や放射性医薬品について興味があり、その頃から薬局ではなく、なにか核医学に関わる仕事が面白いかもしれないと考えていました。
学生時代の病院実習先の施設でPET検査が行われており、PETに関わる仕事ってなにがあるだろうかと調べたところ、唯一製造とデリバリー(※)を行っているのが日本メジフィジックスだと知りました。

現在所属している北関東ラボのメンバー14名中、薬剤師資格所有者は私を含めて3名です。資格取得の際の勉強で学んだ薬事法に基づく試験方法などについて、同僚に知識を提供することもあります。大学で薬剤師になるために取得した資格が、現在の仕事にも生かされていると感じます。

日本メジフィジックスは事業の優位性におごらず、新薬の開発を積極的に行っており、各方面の専門的な知識を持つ先輩方が多くいます。意識の高い会社の一員となれたことをうれしく思っています。

※2014年時点

今後の目標を教えてください

製造全体を把握し、製造現場の側から核医学の発展に寄与したい

まだまだ駆け出しの私ですが、最終的には製造全体を把握し、製造現場側から核医学の発展に寄与できるようになりたいです。

これまでに、製造グループと品質グループの両方を経験しましたが、新しい経験・知識を得ることでわかるようになることもあれば、自分に足りない所も見えてきます。

現在は、北関東ラボの放射線取扱主任者として、ラボの放射線管理に携わっています。今後は放射線管理だけでなく、ラボ全体の管理にもさらに携わっていくため、法令の遵守と作業者の安全を第一に、先輩からアドバイスをいただきながら日々勉強しています。

現在、就職活動をしている学生に、アドバイスをお願いします

放射性医薬品の貴重さと重要性を分かってくれる方にぜひ来ていただきたい

自分が何に興味があるかを分析することが重要ではないでしょうか。気になる会社の社員に話を聞くことや、可能であれば現場を見学することで具体的に自分の就職活動の軸を見つけることができます。

放射性医薬品に関わる仕事を考えるなら、半減期があることを理解し、時間を守ることへの配慮は大切です。検査の時間に確実に届け、準備や調整に関わる多くの方に、迷惑がかからないようにしないといけません。放射性薬品の貴重さと重要性を分かってくれる方に、ぜひ来ていただきたいです。

関連リンク

  • 核医学とは[別ウィンドウ]
  • 日本メジフィジックス企業サイト[別ウィンドウ]

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